WiiU からのアクセスなので子供でも操作が簡単で、ブラウザから特定のファイルにしかアクセスできないので、変にファイルをいじられることがなくて意外と便利かもしれない、と思いました。
やり方を細かく書いていくときりがないので、要点だけメモ的にまとめます。
動画の準備
なにはともあれ見る動画は必要。
WiiU で見るためには MPEG-4 AVC Video (コーデック: H.264) である必要があります。
WiiU で見るためには MPEG-4 AVC Video (コーデック: H.264) である必要があります。
また、FastStart が有効になっていることが必要です。FastStart を有効にするには、例えば HandBreak で動画をエンコードする場合、Web Optimized にチェックを付けておけば OK です。
そんな動画を Raspberry pi から見ることができる HDD などに放り込んでおきます。
Raspberry pi でやること
Raspberry pi 側でやることは大体こんな感じ
- 動画が入っている HDD をマウント
- apache2 をインストールして Web サーバ化
- 動画が入っているフォルダを Web 公開できるように設定
- 動画に対してリンクをはった html ファイルを作成して Web で公開
(<a href="~"> タグによるリンクで問題なし) - Raspberry pi が DHCP で LAN につながっていると WiiU からのアクセス先が変わってしまうので、固定アドレスにしておいた方がいいかもしれない
(じゃなきゃ Raspberry pi を DNS サーバにするなど名前解決できるようにする)
Wii U から動画を見る
Wii U でインターネットブラウザを起動して、URL に [http://(Raspberry pi の IP アドレス)] を入力。すると、Raspberry pi 側で用意した Web サーバの index.html が表示されるので、リンクがはられた動画を選択すると動画の再生が始まります。
チャプター選択みたいなことはできなさそうなので、ちょっと不便といえば不便。
ちなみに、私は最初、動画を FastStart にしていなかったので、再生が始まって数分で止まってしまい、しばらく悩みました。FastStart でない動画はたぶん 2~3分のものなら再生できそうですが、長時間再生は無理なようです。